下流老人にならないために、貯蓄の効果的な方法とは

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下流老人の生活の実態とは?非常に惨めなものがレポートされています。
老後に困らないための
支出を削減する効果的な節約の方法から
■下流老人の生活の実態
■下流老人にならないためには貯蓄が必要
■『下流老人』対策 まずは、節約と貯金
■支出を貯蓄にまわす効果的な方法とは
■『老後破産』突き詰めて考えれば自分自身が招いたもの
下流老人の生活の実態
『下流老人』が話題になっています。
NHKなどのテレビ番組でも『老後破産』の実態がレポートされていました。
日本の高齢者の9割は、下流老人になるというのに正直驚きですが、
『下流老人』の生活の実態は、現在も都会では目の当たりにすることができます。
下流老人とは
生活保護レベルで生活する老人のことです。
下流老人 持ち家があればともかく、
安い、アパートの汚い部屋で起きて誰とも話しもしないで公園などで時間をつぶし夜、
寝るだけの部屋に戻ってくる。
家族や子供もいない、貧乏で孤独死を待つのみ、、、、
こんな老後が未来であると考えると想像するとゾッとしますね。
下流老人にならないためには貯蓄が必要
下の動画は
【老いるショック】高齢者の貧困の実態~「下流老人」作者に聞く 2016年3月30日放送
動画は特集は老後の様々な問題を考えるシリーズ【老いるショック】です。
少ない年金で暮らすお年寄りや
ろうろう介護受けるご夫婦
高齢者住宅で介護受ける方など老後の形を取材されています。
その中で、度々目にしたのが高齢者の深刻な貧困です。
言葉を耳にした方も重いかもしれません下流老人です。
これは生活保護と同じかそれより少ないない年収で暮らし困窮することです。
この言葉を生んだNPO法人代表の藤田孝典さんにインタビューをしました。
すると誰もが貧困に陥る可能性のある現実が見えてきたのです。
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)
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著者 藤田 孝典
略歴
1982年生まれ。埼玉県越谷市在住。社会福祉士。ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科博士前期課程修了。首都圏で生活困窮者支援を行うソーシャルワーカー。生活保護や生活困窮者支援の在り方に関する活動と提言を行う。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授(公的扶助論)。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(2013年度)。著書に『続・下流老人 一億総疲弊社会の到来』(朝日新聞出版2016)『貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち』(講談社現代新書2016)『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新聞出版2015)、『ひとりも殺させない』(堀之内出版2013)、共著に『知りたい!ソーシャルワーカーの仕事』(岩波書店2015)など多数。
年取って惨めなのはイヤ
しかし、あなたは、老後の生活に対して、どのような対策を考えていますか?
漠然とした、不安を抱きながら
- まだ先のことだから
- 何とかなるだろう
- あと、10年後のことなんてわからない
- いざとなったら生活保護を受ければ
なんて、思っていませんか?
『下流老人』や『老後破産』などの問題に関わらず、
結果的に苦境に類する人たちは、異口同音ですが、皆、こんなはずではなかったと後悔しています。
老後の問題についても、先送りせず、若いときから常に危機感を持って、何らかの対策を少しでも早く実行できるかが勝負の分かれ目です。
今後、益々、富める人と貧しき人の格差はどんどん広がっていくと思われます。
十分、資産やお金がある人はいいでしょうが、
一般的な収入の人は『下流老人』にならないために
若いうちから、何かしら対策を考えておく必要はあります。
現在、年金の支給額だけでは老後の生計を立ててゆくことは不可能だといわれています。
つまり、最低でも3000万円の貯蓄が必要だといわれているのです。
(夫婦の場合)
若ければ、今は、収入が少なくとも貯蓄を増やす等の『下流老人』や『老後破産』に対して何らかの対策、方策は打てます。
自分がそうならないように
『下流老人』や『老後破産』対策について考えてみましょう。
『下流老人』対策 まずは、節約と貯金

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老後の為に節約していますか?
と聞くと
「節約より、稼ぐ、増やす事のほうが大事」なのでは
「そんなことしていませんよ、何でまた老後の為に」
という、回答が多く返ってきます。
お金による生活を改善するには、
- 収入を増やすか
- 支出を減らすか
- 運用をして資産を増やすか
の3つしかありません。
最も簡単で確実な方法は、
支出を減らすことです自分と家族が意識的に頑張れば、
必ず成果を出すことができます。
「若いうちから老後のために節約して、必要なものもほしいものも我慢して貯金しても景気は悪くなる一方?」
などの屁理屈を正当化したせず、
老後のために貯金している人は、節約をして上手に節約分から貯蓄にまわしているのです。
支出を貯蓄にまわす効果的な方法とは
しっかりと節約に取り組んでいる人は『下流老人』にならない。
老後にお金で苦労しない人とは、節約に取り組んでいる人です。
家計の支出を効果的に削減する方法を知っているひとは、無駄なお金を節約して貯蓄に回しています。
この方法は若いうちから取り組むほうが、より多くの貯蓄を生み出します。
また、その貯蓄から資産の運用にまわすことができますので
まずは、若いときに 節約→貯蓄の習慣を持つことが重要です。
「しかし、今の収入では毎月10万円近くの貯金なんかできないです」
「皆さんはどうやって老後の生活を設計しているのですか?」
との切実な声も聞かれますね。
そこで、上手な節約と貯蓄について紹介します。
家計の支出を削減する効果的な方法
家計の支出を削減する効果的な方法は、
毎月定期的に払っている固定費に着目することです。
代表は生命保険料と住宅ローンの返済金です。
これらは削減しても痛みを感じません。
生活水準を下げなくてもいいので比較的楽に実施できます。
その他の固定費は、家賃、駐車代などです。
最近では携帯電話やスマートフォンなどの通信費も固定と考えて良いでしょう。
その他の固定費は、家賃、駐車場代などです。
最近では携帯電話やスマートフォンなどの通信費も固定費と考えていいでしょう。
あれば便利なものは買わない
もうひとつ、節約にとって重要なことは、衝動的にモノを買わないことです。
だれもが、衝動買いをして後から後悔したことの経験はある思います。
重要なのは買い物に対して一定の判断基準を持つということです。
買い物をするときに
「なければ困るものだけを買う」という基準を持つことが重要です。
あれば便利だと思ったものは
結局、なくても不便を感じないものです。
「あれば便利だと」そんな買い物をしていると、どんどんものが増えていきます。
老後にお金に苦労しない人は、あればいいなと言うものは買わず、
なければ困ると言う物だけ買う。
そういう意識がある人が多くいるようです。
ものを買う前には一呼吸おいて、
本当に必要なのか?
なければ困るのか?
と自分に問いかけてみましょう。
『下流老人』や『老後破産』 は自分自身が招いたもの
定年まであと○○年。
ちゃんとした収入のある若いうちから、セカンドライフデビューの準備を少しずつ進めてゆくことは少し夢があると思いませんか?
老後は会社や仕事に拘束されるわけでもなく。自由な時間があるのですから。
でも、お金がないと
非常に惨めな老後と人生を歩むことになってしまうのです。
「働けるうちは働けといいますが、高齢になると職はない」
「貯蓄をするより、生活保護を覚悟で暮らしていけばいい」
など
結局は老後の破綻は、細かく突き詰めて考えれば自分自身が招いたものだと思います。
社会の所為だと考え、思っている限り、結局は破綻は現実のものになってしまうのです。
つまり、『下流老人』や『老後破産』苦境に立っている人々は、安直に物事を考え、将来に対し準備、用意をしていなかったからです。
また、老後について、正しく認識して
貯蓄額が膨大でなくても。節約して、質素な生活の中で楽しみをみつけて孤立しないで豊かな人間関係が築けていれば
幸せな老後が過ごせるのではないでしょうか。
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