あなたは大丈夫?要チェック 下流老人の定義とは?

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誰もが気になる老後
裕福なリタイヤ生活を夢見たいものであるが、ぞの実態は厳しいものがあるようだ。

最近、雑誌、週刊誌、特に経済誌などで話題を呼んでいるのが下流老人

年金受給の問題や昨今の厳しい経済環境の中、大きな借金やローン地獄で破綻する老後破産などがとりざたされているなか

下流老人とはいったいどのような老人をさすのか?
下流老人の貯蓄やその生活の実態は?
そして、あなたが下流老人にならないようにするには?

下流老人とは

「下流老人」という言葉の発端は
NPOほっとプラス代表理事の藤田孝典氏の著書
『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新聞出版)で造られた造語で
「生活保護基準相当で暮らす高齢者、及びその恐れがある高齢者」と定義しています。

老後破産、老後破綻なども「下流老人」という道を歩むこととなりますが
「下流老人」には
底辺の生活を強いられ、貧困に苦しむ老人のことで、元々裕福な人が老後に収入が無くなり老後破産、老後破綻により「下流老人」となるケースと
若い時から収入がなく、年を取ってさらに貧困に喘ぐケースとがありようです。

下流老人の実態

藤田氏は、この下流老人という言葉をなぜ造ったのだろうか?

藤田氏の言葉を借りると

下流老人とは文字通り、普通に暮らすことができない下流の生活を強いられている老人を意味する。
しかし、そのような老人をバカにしたり、見下すつもりはない。
むしろ、そのような老人の生活から多くの示唆をいただき、日本社会の実情を伝える言葉として、創造したものだとご理解いただきたい。

そう、日本の経済や政治のひずみによって生み出されている下流老人の実態があきらかになってくる。
実は日本の老後の事情は先進国 間で比較をすると高齢者の貧困率が高く、「優雅な老後」とはほど遠いことが言われている。

テレビやニュースなどでもこの下流化した老人たちが引き起こす事件は後を絶たない。

生活の苦しさから
スーパーマーケットで万引き、年金の横領、など本来は若者たちの模範となって社会をささえてきた老人たちの姿が消えつつある。

また、下流老人の貧困の実態としては

  • 医療費が払えないため、病気が悪化しても病院に行けない。
  • 電気や水道を止められ、熱中症を起こしてしまう。
  • 家族や友人がいない中での孤独死
  • 食事がインスタントラーメンなどで健康障害を起こしている老人
  • 大量のゴミに囲まれたゴミ屋敷で暮らしている老人
  • 住宅の補修などができず風雨にさらされた生活をしている老人

このような、ニュースは後を絶たない。

下流老人の貯蓄は?

下流老人と言われる人たち貯蓄はいったいどれくらいなのだろうか?
その前に、そるべき数字が我々を待っている。
老後の生活資金である。

調査によると60歳で定年になった時点で老後の生活費の貯蓄は約3000万必要であると積算されている。

果たして、今の日本で貯蓄3000万円以上ある人がどれくらいいるのであろうか?

実はこの3000万円というのは年金を除いた自己資金の金額だというから恐ろしい
さらには3000万円の貯蓄があっても破産の恐れがあるというのが今の日本の実情だ。

それは、長生きリスクといわれるもので
今の日本の平均寿命は年間に約0.3歳ほど伸びて行っている。

現在の60才の人が80歳になる20年間に平均寿命は7年近くも伸びる計算となる。
つまり、超高齢化社会となって人口のバランスが非常に悪くなり、さらに少子化が重なり
年金の受給は破綻を来す事になる。

現在の3000万円ある貯蓄額もあと、7年平均寿命が延びるとたちまち底をついてしまうのは明白だろう。

今、現在の日本の社会は
生活水準があがりよりもサービスにかかる支出が大きくなっている。
日本経済の実情を考えると一部の人に富が集まり後は下流化してゆくというアメリカ社会と同じような風潮が現れてきている。

つまり、60歳現在で貯蓄が3000万未満の人は確実に下流化の道を歩むことになりそうだ。

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